原発安全神話の社会科学的検証を急げ

原発安全神話とは何だったのだろう 私自身も3.11の地震津波があったとき原発施設に逃げれば安全だろうと本気で思い人にも話した 原発は有史以来未曾有の地震にも余裕をもって耐えうる強固な構造物だと教えられていたからだ まさか外部電源がないと冷却できないなんて 自分で発電した電気で自分を冷やせるだろうと思っていた 原子力船舶はそうしているのではないのか もちろん原発を稼働させていた科学者・技術者たちはそんな脆弱性を百も千も知っていたはずだ でも大声で警告することはしなかった 金儲けに脳と心を売り渡してしまっていたのか 原発安全神話を批判し否定する人は多いが どのように神話が始まりどのように信じられていったか 分析し切っておかないと 新しい神話はまた始まる 「原発停止で国富が流失している」などという神からのお告げ・ご託宣がもう流布されようとしているではないか

(理科系教育を受けた社会科学素人の社会や政治への戯言的独り言2)